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2024年03月12日

3月11日安慶田自治会館で3年ぶりの土地区画整理事業説明会

当ブログをご覧の皆様

お世話になっております。
安慶田地区まちづくり推進協議会です。


今回は3月11日に安慶田地区自治会館で開催された
区画整理事業の説明会の様子をご紹介します。




安慶田地区の区画整理事業の説明会は、
コロナ禍の影響もあり、3年ぶりの開催となりました。

内容については、
区画整理事業の進捗状況の説明でしたが、
提示された地図には、
目印になるような建築物の表記もなく、
この地図は、どこがどこ?と質問される状況でした。

区画整理事業自体は、
全体の25%程度が進んでいるとの事でしたが、
地図だけでは、対象地域のイメージがしづらく、
分かったような分からないようなという
感想を持たれた方が多かったようです。

また、土地の減歩率
(区画整理で道路などに充てるため削られる土地の%)が
以前は17%と説明されていたものが、
今回23%と特に説明なく7%も増加し参加された地主や
借地人の皆さんが困惑する場面もありました。

※後日、23%は間違いであり
17%が正しいとの訂正がありました。

こう言ってしまっては、なんですが、
年に1回の説明会で、
このような状態では安慶田地区の皆さんの間で
土地区画整理事業に対する理解が
広まらないのも仕方ない感じがしました。
もっとも、このすべての責任を
行政に押し付けるわけにはいきません。

私共、安慶田地区まちづくり推進協議会こそが、
土地区画整理事業の意義を広
く区民の皆さんに周知すべくより活発に
動かないといけないと思います。
その自戒の意味もあり、
今回は厳しい論調で感想を書きました。

今後は、より強く行政に働きかけ、
安慶田地区の皆さんにとって
有益な情報を得られるように精進します。





  


Posted by 安慶田地区まちづくり推進協議会 at 12:51Comments(0)土地区画整理事業

2024年02月26日

守姉の習慣の取材で多良間島視察


当ブログをご覧になっている皆様
いつもお世話になっております。
安慶田地区まちづくり推進協議会です。


2月22日(木)より2月24日(土)まで
安慶田地区まちづくり推進協議会事務局では、
多良間島へ視察旅行へ向かっていました。



※生まれて初めてプロペラ機に乗りました。


多良間島は宮古島の隣の伊良部島のさらに
隣に存在する楕円形の平らな島です。
ここでの視察の目的は多良間島の習慣である
守姉の視察です。

守姉とは、乳幼児から3歳までの子どもを
血縁がない島の10歳くらいの
女の子が面倒を見る習慣です。

古くは沖縄全域にあった習慣だそうですが
近代化とともに急速に廃れていき
今では習慣が残っているのは多良間島だけです。

守姉はただの子守のお姉さんではなく
世話をしている子供や子どもの家族とも
親戚以上の関係性を構築し、
特に守姉と守子の関係は一生続きます。

子守を通して、両方の家が結びついて
相互に助け合うのが多良間島の守姉の習慣の
土台になるものでした。





そのように島人どうしの絆を
大事にしている島なので
今でも人間関係が濃く
島を歩いていると見知らぬ人でも
普通に挨拶をしてきますし
全体的に風通しのよい場所でした。

私は地域社会の衰退というのは、
単純に人口が減るというだけではないと思います。
人口が減るのが問題なら
人口の多い都会なら
地域社会は活発になっているハズですが
実際にはそうではないからです。

むしろ深刻な問題は人数ではなく
個々人の繋がりの希薄さではないでしょうか?
多良間島は人口1200人の島ですが、
個人の分断が起きないように村や地域の催事
学校の運動会のような行事に力を入れています。
安慶田地区も高齢者が多く
地域のコミュニティーも弱まり
自治会加入率も30%台ですが、
多良間島で学んだ事を実践する事で
地域の絆の再生に寄与できるのではないかと
感じました。








  


Posted by 安慶田地区まちづくり推進協議会 at 13:20Comments(0)先進地域視察

2023年12月18日

フィリピン残留日本人問題

当ブログをご覧の皆さん。こんにちは、
安慶田地区まちづくり推進協議会です。


ご縁あって今回
フィリピン視察に向かった私ですが、
帰国後はフィリピンの現状について、
以前よりもよく耳に入るようになりました。

2023年12月17日の琉球新報に
フィリピン残留2世のカナシロ・ロサさんと
アカヒジ・サムエルさんが沖縄にやってきて
肉親や一門の墓参を果たした記事が
掲載されていました。

実は、私が親しくさせて頂いている方が
アカヒジ・サムエルさんの墓参に関わっていて
事前に話を聞いていたのですが
その中で戦争によって家族を失い
日本国籍もフィリピン国籍も持たない
無国籍の県系人がいまでも数百名いる
事実を知って驚きました。

また、最近まで無国籍の県系人が
日本国籍を所得すると、逆にこれまで
フィリピンに滞在した期間を不法滞在とされ
高額の罰金がかされるなど
日本国籍を得る上での障害もありました。

しかし、NPO法人の尽力によって
フィリピン法務省は
無国籍者が日本国籍を取得しても
不法滞在者としては扱わず罰金を免除する
通告を出しています。

この決定によって、沖縄に里帰りして
肉親と会う事のハードルが下がりました。
今後は、無国籍県系人の方々の
沖縄訪問が活発になるとされます。

ですが、県系人が無国籍状態という部分は
いまだに解消されていません。
NPO法人によると現在も無国籍状態で暮らす
フィリピン残留日本人は493名いらっしゃるそうで
無国籍状態での困難に耐えています。



※画像はAI生成です。


過去の戦争によって生じた問題を
解決するのは現在の政府の大事な役割です。
日本政府はもちろんですが、沖縄県としても
大きなちむぐくるを発揮して
無国籍残留日本人の皆さんが
日本国籍を取得できるように
早急な対策を打って欲しいです。

  


Posted by 安慶田地区まちづくり推進協議会 at 13:31Comments(0)雑感

2023年12月15日

フィリピン及び台湾視察②


当ブログをご覧の皆さん
こんにちは
安慶田地区まちづくり推進協議会です。


今回も前回に引き続き、
フィリピン視察で感じた事を書きます。

フィリピンの人口は1億人を突破し、
しかもその人口の44%が19歳以下という
若い国です。

ただ、一方で国内では仕事が不足し
国民の10%に相当する1000万人が
海外に出稼ぎに出ていく
出稼ぎ大国でもあります。


それでも若い世代の失業率は10%を越え
仕事がない状況です。
そんな中、地方からマニラに出てきた
若者が従事するのがトライシクルです。







トライシクルは、三輪のバイクでフィリピンのみならず
東南アジア一帯に存在する庶民の足です。
料金も安く150円程度で気軽に使えます。
フィリピンでは、このトライシクル屋を開業してお金を稼ぎ
儲けが出るとトライシクルに屋根をつけたり
座席を増やしていくのが一般的です。

かなりのマーケットになっているようで
アンヘレスの町にはトライシクルの部品を販売する
通りが形成されていました。

仕事がないなら自分でつくるという気概が
貧しくても活気があるフィリピン社会の
基盤にあると感じました。


ここからはただの妄想ですが、
トライシクルは小さく小回りがきくので
沖縄市のスージ道を走るのも便利かなと
感じました。

乗ってみると車高が低くて歩行者目線で町が見え
風も通るので、暑い沖縄の観光には
ピッタリだと思いますが…


  


Posted by 安慶田地区まちづくり推進協議会 at 15:01Comments(0)雑感

2023年12月13日

フィリピン及び台湾視察

当ブログをご覧のみなさん、
こんにちは、安慶田地区まちづくり推進協議会です。


更新が遅れ、皆様にはご迷惑をお掛けしています。
さて、安慶田地区まちづくり推進協議会は
今年の11月19日よりフィリピンと台湾の視察に出ていました。


大きな目的はフィリピンのルソン島、パンパンガ州
アンヘレスのクラーク空軍基地の
跡地利用の視察です。





詳しくはレポートを参照して頂きたいのですが、
クラーク空軍基地は
1991年のピナツボ火山の大噴火によって
米軍の運用に支障が生じ
その後のフィリピンでの基地撤去運動もあって
フィリピンに返還されました。

面積は嘉手納基地の15倍と広大で、
シンガポールの面積に匹敵しますが、
国際空港を完備し、基地内で必要な物資は
基地内で賄えるような整備など
嘉手納基地に酷似した部分もあります。


フィリピン政府は
返還された広大な跡地を
経済特区地域として整備して
外資を呼び込み、
10万人近い現地雇用を生み出しました。




もちろん、
ただ空軍基地が返還されたから
発展したわけではなく、
レポートにも記載した通り、
北ルソン高速道路で首都マニラと
アンヘレスが2時間で
アクセスできている利便性もあります。

嘉手納基地についても
アメリカの世界戦略の変化で
重要度が低下していて、
返還も遠くはないと言われています。
その点を踏まえて同じようjな境遇を経た
クラーク空軍基地の跡地利用を
視察する事は意味があると考えます。

返還が決まってからどうすると騒いでも
全てが手遅れでしょう。

安慶田地区まちづくり推進協議会ブログでは、
今後、しばらくフィリピン及び台湾視察で感じた点に
ついて書いていきます。



  


Posted by 安慶田地区まちづくり推進協議会 at 12:51Comments(0)雑感

2023年08月16日

安慶田地区まちづくり推進協議会 2022年度 通常総会議案書発行

当ブログをご覧の皆さんこんにちは、
安慶田地区まちづくり推進協議会です。

今回は安慶田地区まちづくり推進協議会
2022年度通常総会議案書発行のお知らせです。

総会は2023年5月25日に開催
今回は、総会で使用された議案書です。













今回は、総会直前に
集中豪雨で安慶田1丁目にて
床上、床下浸水が起きました。
災害・天災は忘れた頃にやって来ると言いますが
2008年、越来城趾公園が竣工、
比謝川下流の護岸整備が進み、
城前・照屋・安慶田地区は水害とは
永遠に無縁になったと思った矢先
このような水害となり
自然の脅威には驚くばかりです。

今後も安慶田地区まちづくり推進協議会は
福祉、安全、防災を3本柱に
まちづくりを継続して参ります。



  


Posted by 安慶田地区まちづくり推進協議会 at 16:14Comments(0)

2023年08月16日

動く町あげだ通算7号発行


当ブログをご覧の皆さん
こんにちは、安慶田地区まちづくり推進協議会です。

ようやくというか、なんとかというか
通算で7号となった広報誌
「動く町あげだ春夏合併号が発行できました。





今回は国指定の名勝にもなった
越来グスク跡の活用方法についてです。




取材の中で越来グスクに思い入れを持つ人たちや
越来グスクの抱える課題が見えてきました。





越来グスクが比謝川と密接に関係し
過去は物流の道だった事も判明しました。






次号は別テーマですが
引き続き精力的に発行していきます。


  


Posted by 安慶田地区まちづくり推進協議会 at 15:52Comments(0)

2023年08月16日

ご存じですか?沖縄市奨学給付金

当ブログをご覧の皆さん
いつもお世話になっております。
安慶田地区まちづくり推進協議会です。


人生設計を考える上で
やはり学歴は重要です。
大卒者と高卒者では
生涯賃金で6000万円もの
違いが出ると言われます。





しかし、大学進学には
まとまったお金が必要です。
特にコロナ禍で収入が
大きく減少した世帯では
生活の為に大学進学を
諦めたケースもあるかと思います。

沖縄市の奨学生募集要項

詳しくはこちら
https://www.city.okinawa.okinawa.jp/k059-001/contents/shougakukinn/kyuuhugata1.html






沖縄市では、令和2年度から
給付型奨学金を給付しています。
実績としては、
令和2年申請者14名に対し9名
令和3年には申請者13名に対し12名
令和4年には申請者45名に対し36名が
給付を受けました。

募集要項

沖縄市の募集要項では奨学金該当者は

①高等学校等に在籍し
翌年の 3 月末までに卒業見込みの者
※(高等専門学校に限っては、
翌年の 3 月末までに
3 年次修了見込みの者)
又は高等学校卒業程度認定試験に合格後
1 年以内の者で大学等に入学していない者

②沖縄県内に所在する大学等(注 2)へ進学する者
③大学等へ進学する意欲のある者

④※経済的理由により大学等に
入学が困難であると認められる者
ーーーーーーーーーー
※生活保護受給世帯に属する者
児童扶養手当受給世帯に属する者
同一生計内で所得がある者が、
市民税の非課税である者(同一生計内全員)
同一生計内で所得のある者が、
病気やケガにより前年度より
著しく所得が減った者
ーーーーーーーーー
⑤申請時点で
本市に住民登録して 3 年以上の者
⑥奨学生候補者として、
過去に当該申請をしたことのない者

奨学金の枠は36名申請はお早めに

沖縄市の奨学金は令和5年の上限36名です。
昨年と同じですが昨年は45名が申請し
9名の方が給付を受けられませんでした。

本当なら条件に当てはまる方全員が
給付を受けられるべきですが
現状では仕方ありません

締め切りは、
令和5年8月18日(金曜日)です。
該当するご家庭はどうぞお早めに

教育への投資は未来への投資

昨年度の奨学金予算は
726万円だったようです。
令和3年度から3倍以上になります。
すぐには予算が増やせないのでしょう。
しかし、裏を返せばそれだけ
金銭の問題で進学が出来ない世帯が
増えているという事です。

学歴は個人のキャリアでも重要ですが
高い学歴は社会を円滑に
運営する上でも重要です。

医者やエンジニア、弁護士など
社会において重要な職種も
高学歴が必要です。

単純に個人を富ませるために
学歴があるのではないでしょう。
沖縄市でも予算をやりくりし
せめて条件を満たしている
方々には全員に給付ができるように
してほしいです。

浪人生にも受け皿を





また、沖縄市の奨学金は
高校卒業または卒業見込み、
卒業から1年以内と条件があり
浪人生の受け皿がありません。
日本学生支援機構の奨学金は
卒業後2年を認めているので
沖縄市もこの制度に倣って欲しいです。




  


Posted by 安慶田地区まちづくり推進協議会 at 14:45Comments(0)

2023年08月14日

沖縄市役所はモータープール



当ブログをご覧の皆さん
こんにちは、安慶田地区まちづくり推進協議会です。
皆さんは、モータープールという言葉をご存じですか?

関西地方の人なら
「ああ、駐車場の事」と言うでしょう。
でも、別地域の人は何それ?市営プールと思うかも
実はモータープールは、現在の沖縄市役所の位置にも
過去に存在したのです。



モータープールとは自動車置き場

モータープールとは英語で駐車場を意味します。
第二次世界大戦後、進駐軍は
軍用車両を空き地にまとめて置いていました。
モーター(自動車)をプール(溜めておく)から
モータープールです。





沖縄戦が終結した時、現在沖縄市役所が建つ場所は草原でした。
そこで、米軍はここに自動車を置いていたのです。


不思議に方言に残っていない

進駐軍は関西方面にも入っているので、
モータープールは関西方言として定着しました。
しかし、不思議な事に米軍統治を経験した沖縄には
モータープールの言葉は根づきませんでした。
どうしてなのか?不思議ですね。


  

Posted by 安慶田地区まちづくり推進協議会 at 18:15Comments(0)

2023年07月10日

沖縄市学童クラブ事務員補助問題

当ブログをご覧の皆さん
こんにちは、安慶田地区まちづくり推進協議会です。


今回は沖縄市の放課後児童クラブ(学童クラブ)が
抱える問題を取り上げます。


放課後学童クラブをご存じですか?

放課後児童クラブとは、
一般的に「学童保育」と呼ばれている施設で、
法律上の名称は「放課後児童健全育成事業」です。
主に共働き家庭等の小学生に遊びや
生活の場を提供して、健全な育成を図る施設です。







つまり、夫婦共稼ぎや一人親世帯などで
小学生が放課後帰宅しても対応できない世帯で
ご家族に代わり児童に遊びや生活の場を提供し
健全な育成を図るのが目的です。


沖縄市の説明によると令和4年度
沖縄市内で放課後児童クラブを利用している
一人親世帯は民営52クラブよりの報告では
390世帯あるそうです。

※一人親家庭放課後児童
健全育成事業助成金の
申請件数からの統計

このことから少なくとも沖縄市では
390人以上の児童が放課後の時間を
孤独に過ごす事なく
放課後児童クラブで指導員の皆さんや
同じくクラブを利用している同級生と
楽しく過ごせている事が分かります。

沖縄市放課後児童クラブを苦しめる問題

ただ、そんな放課後児童クラブを
苦しめている問題があります。
施設で働く事務員の数が不足しているのです。

放課後児童クラブでは、利用者からの
利用料の徴収以外にも県や市からの補助金助成を
受けていますが、この補助金の事務手続きが煩雑で
指導員の仕事として過重な負担になっているのです。

沖縄市議会「護憲凛の会」に所属する
眞榮城健二議員が
令和5年2月第425回定例会で
学童クラブの事務員補助について


「学童クラブについての
事務員補助について
事務の負担からも
負担軽減の対応
を図る必要があると考える。
指導員の負担過多を考えると
今後離職者や休職者が
増える可能性が考えられるが
どのように考えているのか?」

このように一般質問をしました。


沖縄市子どものまち推進部長は

「各クラブの事務員の
配置数については把握していないが
大半のクラブで施設長が事務を兼務し
子供たちの登園前の午前中に
事務作業をおこなっていると聞いている」
として、

「コロナ関連緊急補助金などの
例年の補助金の改正項目も多く
事務処理が煩雑になっている。
沖縄市の事業支援センターアスクにおいても
補助金の内容説明や
報告しやすいよう様式を考案するなどし
クラブ側の事務負担の軽減を解消を図っている」
と答弁しました。

この答弁に対し
眞榮城健二議員より重ねて

「民間及び保育園併設型の
学童クラブの指導員は
施設長を含めても3~5名が多い
この人数で過剰な仕事量(業務過多)を
こなせるのかを考えないといけないと思う。
学童クラブからも事務員の補助について
なんとか出来ないのかと相談を受けている。

このような話があり、事務員の補助について
前向きに検討して欲しい」と要請がありました。

沖縄市も
沖縄市学童保育連絡協議会から
事務員補助の要請は受けていると答弁しましたが
現状(3月)では補助の実施に至っていないと
答弁するに留まりました。

家族の多様な形を考えるべき


現在、日本社会における
家族の形は大きく変化しています。
高度経済成長期から続いた
夫が働きに出て家族を支え、
妻が専業主婦として家事と育児をする
そんなサザエさんのような
家族モデルが崩壊し
夫婦共稼ぎは当たり前
シングルマザーやシングルファザーも
珍しい存在ではなくなりました。

ところが社会は急速に変化するのに
日本の児童福祉は旧態依然のままです。

そして私たちの意識も
「子育ては専業主婦がやるものであり
離婚する人は我慢が足りない
不利益を受けるのも仕方ない」で
固定していないでしょうか?

一人親への偏見を取り除こう

シングルマザーやシングルファザー
あるいは、様々な理由で一人親世帯を選択する
そのような人は今後も増えていくでしょう。
もちろん、好き好んで離婚する人はいませんが
人間にはそれぞれ事情というものがあります。
結婚が必ず幸せに繋がるとも限らないし
逆に離婚する事が絶対に不幸だともいえないのです。

そして、自分たちはどうあれ
子どもには二人親世帯と変わらない
教育を受けさせてあげたいと考えるのは
人情として、まったく異論がない感情です。

ところが、その一人親世帯を支えている
放課後児童クラブにおいて、
事務手続きの煩雑さが業務過多を招き
指導員が休職したり離職するケースが増えれば
結果、廃業する放課後児童クラブも出てきてしまい
一人親世帯の子供でも二人親世帯と変わらない
教育が受けられる権利が
阻害されてしまうのではないでしょうか?

市民一人一人に多様な生き方を保障し
一人親世帯だから
不利益を受けても仕方ないという
不合理な偏見を社会から無くすためにも
沖縄市は放課後児童クラブの
事務員補助に一刻も早く
有効な措置を取って欲しいと思います。








  


Posted by 安慶田地区まちづくり推進協議会 at 13:49Comments(0)児童福祉